一茶忌

 歳時記には「一茶忌=十一月十九日。小林一茶。継母との折り合いが悪く、俳諧の道を志し14歳で江戸に出る。俳諧師として一家を立てることかなわず、故郷柏原へ帰り52歳で結婚するが後妻子を火災で失うなど不遇のうちに65歳で没す」とある。
  やれ打つな蠅が手をするあしをする   一茶
一茶の一面でしかないのかもしれない。
  終電を蝿と席する一茶の忌       未曉