春を待つ気持ちがエヴェレスト街道トレッキングの日々を思い出させる。
標高2〜3000Mの春は赤道に近いせいで雪も無かったが、氷河に削り取られた急斜面は地味が乏しいのか緑も少なく景色としては荒涼としていた。。日中は暖かいが夜は非常に寒かった。私は「春」を強く感じた。特に夕方の朧の景色はこれ以上必要なもののない時間でもあった。
そのときの私達の最終到達点パンボチェ(エヴェレスト街道では定住している人の最高地点)では、桃源郷というのはこう言うところなのかもしれないと思ったりもしたほどだ。
冬ごもり天気予報に探すもの 未曉
エヴェレスト街道
ヒマラヤに春水まわるマニ車 未曉