落雪

 朝、15,6cm降り積もった雪をいつもどおり2時間かけて除雪。昼前大音響とともに屋根南面の落雪。ウッドデッキ上に落ちた雪が私の部屋のサッシに届いた。私の部屋の屋根に積もっている雪がさらに落ちればガラスを破りかねない。この雪を庭にスノウダンプの通り道を作ってから排雪。少しせり出してきた私の部屋の屋根雪の落下におびえながら1時間半。そして、そろそろ夕食の支度でもと思う頃には屋根北面にゴーッという音がした。あわてて飛び出す。想定外というか心のどこかで想定していたというか、北面の屋根5分の1に残っていた雪が道路の反対側まで飛び散っていた。幸いなことに人も車もいなかった。
 この大雪の前、雨が降ったとき軒に残ってしまった雨水が凍り、堰のようになってその後の大雪を堰止めてしまっていた。暖気で氷が溶け落ち、降り積もって重量を増していた雪は加速度をともなって飛びだしたものと思われる。降った雪は自然落下するように設計された勾配だった筈だし築後23年間設計通りの働きをしてきた。しかし悪い原因が重なれば「想定外」になってしまう。
 40分、道路を塞ぐように飛び散った雪をどけながら人や車のいなかったことを感謝した。
 暖かくなったら落雪を軒下に落とす壁の設置をすることにした。週末予報されている降雪や寒波が異常なものでないように祈るしかない。