年木

 年木とは正月用の薪を言う。古くは親元や世話になった人の家に楪などを飾って送られたり、門松の根方に供えられたという。今では正月の門口を飾る榊など言うようになってきている。
 私は昨日いつもの所へ行って舞玉用の水木を一枝いただいてきた。これを私は「年木採る」として年末やることの一つとしている。
    一枝の年木いただく鋸の音  未曉