今シーズン発の積雪の朝になった。北国の人間にはこれが初雪だろう。以前ほど張り切る気持ちにはなれないが雪掻きを始めた。いざ始めると、つい昨日もやっていたような気になる。待っていれば遠いが、いやなことはすぐ来る。と言うことは雪掻きがいやなことの部類に入ってきたようだ。考えてみれば函館も、一年の内五ヶ月は雪の心配がある。間にあった緑の三季を改めて思い出したりした。
  半年を覆いし今朝の雪を掻く  未曉
  緑の季掘り出すごとく雪を掻く 未曉