2009-09-04 ■ 季語閑語 写万部岳の裾に広がる静狩湿原を訪れた。沢桔梗狙いだったが花期は過ぎていた。しかし、湿原の中はワレモコウ、タチギボウシ、ウメバチソウ、モウセンゴケが見られ、車道部分にはツリガネニンジン、カワラナデシコが咲いていた。湿原は10分の1に狭まっているとのこと。乾燥化された部分はセイタカアワダチソウとハンゴン草の黄色が覆っていた。一見花野という季語と結びついたが乾燥化が進んでいると思うと少し鼻白む。 静狩湿原にて(1) 野にセイタカアワダチ草の発光す 未曉 湿原の渇きセイタカアワダチ草 未曉