2009-08-01 ■ 季語閑語 8月1日。この雨の中港まつりだろうか。花火の音が聞こえる。 遠花火雨も音して立ちもせず 未曉 戸井の牧場にあがる作業道に野いちごがたわわに実っていた。赤色の色つやの良さにひかれて一粒口に入れた。それまで続いた梅雨模様から解放されたような気がした。眼前の広い景色に目を向けさせる野の甘さである。 野いちごをふふみ海峡潮滔々 未曉