袴腰・秋色

takasare2008-10-18

 今年4回目の袴腰になる。1回目は5月「桜休み」のミネザクラを見ようとアメダス口から登ったお花見登山。2回目は高校時代の仲間との同窓登山。3回目は先月の子どもを交えた横津ルートでの登山。そして今日4回目。元同僚と一緒の登山になった。特に高校時代の仲間も昨日の元同僚も、この山に誘いその誘いを受けて登ってくれたことには大きな嬉しさがある。
 一つは、廃道化していた袴腰のアメダスルートの笹刈りがこんな形で役に立ったということであり、もう一つは、彼等に山登りやそれに付随した様々なことにうつつを抜かしている私の退職後の日々を認めてもらえたような嬉しさである。私の山ではない。しかし、下山後アップル温泉の露天風呂に浸かっている時の気分としては「私の退職後ワールドの奥座敷に座っていただいた」と勝手に思えるのである。
 その袴腰は秋の色が見事だった。750Mから上は葉は落ちていたが、中腹から下は正に錦秋一色だった。今年はもう登らないと思うが、来年1回目に登る時は、頂上直下の鞍部で紐が切れていた標識を新しい紐で縛りつけることから始まる…。