季題「台風」
   台風や戦う父を見たあの日   未曉
 七飯俳句サークルと短歌のサークルの合同展の初日である。飾り付けを手伝えなかったので見に行った。文化センター周辺の木々の間に写生会の小学生が散らばっている。白い画用紙にまだ夏の力を残している陽ざしが眩しく反射している。
   原色が残暑を描く写生会    未曉