函館山

takasare2006-04-18

 青友山歩会(仮称)の第一回の目的地を「函館山」として、今日はその下見のつもりで出かける。駐車場の様子と、雪の状態が主な目的である。
 9時半に着くと駐車場はほぼ満杯、管理事務所のアプローチに乗り入れなんとか止める。
9時には入れないとだめかもしれない。宮の森コースの木道を快適に歩き八幡宮の裏手当たりでキクザキイチゲエンレイソウが咲いていた。道は少し柔らかいが気持ちよく歩ける。碧血碑を過ぎ立待岬への車道に出る。七曲の上り口には歩き出してから20分」だった。久しぶりに風も無く、絶好のトレッキング日和2〜3回ジグを切ったところでヤッケを脱いだ。カラスが警戒そ追い払おうとうるさい。うるさいどころかすぐ近くまでくるので不気味さも感じる。カラスに追われて一つ曲がるとそこにニリンソウが咲いていた。臥牛の額に当たるのだろうか見晴山展望台の手前では、つい1m前の石から青白いものが飛び立った。すぐ先のえだにと舞ったのを見るとシジュウカラだ。その枝で一息整えるとぱっと飛びたった。するとどこからかもう一羽現れ、並んでまるで海峡に身を投げるように崖下に消えた。小さく一瞬だったけれど、涼しい青に白い斑の背中が印象的だった。登りきった千畳敷の間までは笹鳴きが絶え間なく聞こえた。短い登りだが結構楽しい道だ。
 千畳敷から小高い丘を越え、車道のほうは予想がついたので山道を下りた。山道は一部分に雪が残り靴を汚したが、あと二三日で消えるだろう。やはり、旧山道まで来ると人が多い。中には3歳くらいの女の子もお父さんの後ろから登っていた。函館市民にとっていい山だ。下りて11時半。これで後は日をきめればいいだけだろう。