=序

 今日からブログの筆を起こす。完全無職となり、念願の蕎麦旅行を終え、改めてこれからの身の処し方を考えた。基本になるものが必要だと考えていた矢先に娘からブログなるものを教えてもらった。自分のこれからを書いていく…これは、できるかもしれないと考えた。
「書くこと」これは高校時代の青雲時報から読書とともに私のすぐそばにあった。学級、学年便りは自分の考えや実践上のあれこれを父母を読者として書く作業で、それなりに言葉を選んだり、創造性が必要だったり、何人読んでくれるのか無力感を伴ったりしたが、嫌になったことはなかった。ブログは、誰かに読まれたり、書き込まれたりするかもしれないが、もともと、心のどこかで読まれることを期待して書くのだから、それも面白いかもしれないと思っている。
 退職記念に、学級便りに書いてきた内容の中から、「小学生と文房具」を書いて投稿したら函館新聞に五週にわたって掲載された。思いもかけぬところから反響もあり、自信もついた。書くことをこれからの中心にするべくこのブログを起こした。
 ・「たかされ」たかが…されど…を略した。この言葉が好きだから。どこかで自分に対して、たかされをあてはめているところがあるから。
 ・「放浪」 する勇気はないけれど、されどの部分の自分には放浪癖がありそうだから。
 長続きさせるために、五つのカテゴリーですすめたい。
 カテゴリー〓「私的蕎麦の道」=青森から京都まで道の駅に車中で泊まりながら        食べ歩いた蕎麦屋紀行文
      〓たかされ探し=折りに触れ食べるであろう美味しい蕎麦の探訪記
      〓山道楽=週一で楽しんでいる山歩きの山行記
      〓無職、昼食、間食=どうせなら楽しんでしまえ 無職男の昼飯賄い記
      〓季語閑語=季節感を大切にしたい。書くことがないときのつなぎ