2019-09-18 野紺菊 初秋の函館山を歩いてきた。 晴れ渡った空を映して真っ青な海、津軽半島の陸影も間近に見える。仲間で、夫婦で一人でとたくさんの人が登り、降りすれちがう。園児の遠足に道を譲る。エネルギーの塊に挨拶され挨拶を返す。賑やかさがつづら折りの道の上に遠ざかると少し静かになる。 足下、道ばた、山すべて、生きとし生きる物は静かに秋を深めていた。 野紺菊観音仏を巡る人 未曉 二合目に園児賑やか薄紅葉 未曉 何一つ揺らぐ物なしバッタ跳ぶ 未曉