日照草

旧国道から国道5号線へのニンニク沢沿いに散策路ができた。住宅や小公園の裏を通っている。その旧国道側入り口付近に宅地になれないような三角形の空き地があり、その一面に色とりどりの小花が咲いた。小花ながら真夏日の中汗だくになってのウォーキングの目には暑苦しいくらいの原色たちである。松葉牡丹だった。歩きながら句にしようと思ったができなかった。家に帰って歳時記を調べたら「日照草」とも言うらしい。「茎を切って挿しても根着くし、こぼれた種からでも花を咲かす。日が照っても衰えないので日照草とも言う」とあった。一面に咲いていると見事だが見ていても汗は止まらない。

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播かれしは夏日の種子か日照草   未曉