2007-09-25 []季語閑語 朝、近所のTaさんが玄関にイガの付いた栗の枝を置いてくださった。木地挽牧場まで芒を採りに行ってきた。ノコンギク、コガネギク、マツヨイグサに家の酸漿を加えて月の出を待った。九時ころ、日光のそれよりもくっきりと真っ黒な陰がウッドデッキに投影された。芒の穂までわかるような影だった。 野に在りし芒や床に強き影 未曉 明月や目覚めて窓に四角なり 未曉 木地挽牧場では牛に比して馬の眼がどことなく落ち着かない。 馬の背に牧の起伏に秋の風 未曉